絵柄に関する釈明

倒錯的な(文字通りの)熱狂がここそこに蔓延っており暗澹たる気持にさせられるところです。
ところで、10月の東方紅楼夢の参加サークル一覧が出てましたが、
私も無事通ってましたので、弊サークル隔靴掻痒の初活動となりましょう。
ちなみにこのサークル名は何かの本でみて印象的だった四字熟語を取ってます。

それで、私の描き方の話です。もともと90's頃の作品を志向して描いてまして、
最近は思うところあり、ZUN絵風の如き試みとか、筆のみで線画を描いてみるとかしてたんですが、
落し処としては、少女漫画的志向と少し版画ふうの線というあたりかなあと思うに至っております。
色々試した結果として単純な画力的なものは間違いなく
(多少なりとも)得られたと思うのでよかったんじゃないでしょうか。

そもそも描き手の絵柄、という概念に懐疑的だった時期もあったような気がするんですが、そこは超克したように思われる。
あと手なんかに関しては拘りがあり、お褒めに与ってることもあったので或る程度一貫してるかと思います。

これは示すのがいいのか示すべきでないのかわかりませんが、
画風に関して私が意識してる、というか理想としてる方を畏れ多くも挙げさせていただくと、
桜野みねね先生、大島弓子先生、仲藤ぬい先生です。その他影響を挙げればキリのないところでもありますが...

結局のところ一作品のファンアートしか描いてないという状態が個人的には引っかかる部分だったのであって、
一回オリジナルのもの(「創作物」頁を参照のこと)を描いたのがよかったのかもしれませんが、とはいえ
今の考え方としては二次創作といえども作品を思念する自分の意識を表象するに外ならぬという処に落ち着いてます。
7.10.25 (thu)